モバイルキッズケミラボとは?

小学生4~6年生対象の科学実験教室

 モバイルキッズケミラボを知っていますか? ケミラボは小学生に「科学は楽しい!」ということを体験してもらうための講座で、主に山形大学の教職員が講師を務めています。

 対象は小学4年生から6年生までの3年間ですが、受講し続けても飽きることがないよう40から50種類のテーマを用意しています。また、地区の文化祭や学校行事などに活用できるよう、高校生や大人が受講できるリーダーコースも設けています。もちろん、親子で参加することもできます。

 科学の楽しさは、新しい発見ができること。ですからケミラボでは、あえて原理や仕組みは教えません。子どもたちが素直に驚きや発見ができるように教員は一生懸命に内容を考えています。ケミラボは大学教員が子どもたちと交流しながら科学の楽しさを教える他にはない講座です。まずは気軽に一度参加してみてください。

モバイルキッズケミラボのあゆみ

 モバイルキッズケミラボは、2002年度(平成14年度)の大学開放事業(理工系教育推進経費,文部科学省)に採択されたことにより発足したもので、2023年度(令和5年度)で22年目を迎えます。米沢市からの支援と、公益財団法人カメイ社会教育振興財団からの継続的な支援(2006年度から計16回)により、コロナ禍でも途中中断することなく安定した実験教室の開催を継続しています。他には、荘内銀行ふるさと創造基金,子どもゆめ基金,米沢市学園都市推進協議会からの支援などがあります。

 活動内容としては、定例開催実験教室およびリーダー養成コースの同時開催(2002年より毎年開催),科学実験講師養成講座(高大連携事業)の開催(2005年~2022年),米沢市生涯学習フェスティバルへの参加(2005年~2019年),山形大学工学部 科学フェスティバルへの参加(2008年~2019年),他に地域文化祭,地区子供会,学年・学級行事,地区公民館での実験教室などの出前実験,クラブ活動などがあります。

代表あいさつ

モバイルキッズケミラボ 代表

木島 龍朗 博士(工学)  
国立大学法人 山形大学 学術研究院 大学院理工学研究科 
化学・バイオ工学専攻,教授
地域共創STEAM教育推進センター協力教員 
専門:有機合成化学・生物有機化学・酵素工学
研究室URL:https://kijima.yz.yamagata-u.ac.jp/

 青少年の理科教育をより一層充実にするため、小中学生向けの理科実験教室を開催し、不思議な現象に出会った時の「すごい! なぜ?」 等の素直な感動や疑問を感じることで理科に興味を持つ理科大好き人間にしたいと考えています。無限の可能性がある子供達が大きな夢を抱いて生きて行けるように、子供達の感受性を揺さぶり、鋭い感性と素直な心を養う一助としてこの活動事業の発展を図り、子供達の理科教育の振興と豊かな人格形成を目的としています。当団体の活動は、児童・生徒への理科教育の振興と豊かな人格形成を主目的としていますが、同時に活動を通じて大学生および高校生に「人に教える楽しさ」という貴重な機会を提供しており教員志望学生が激減している昨今、教員志望者増にも少しは貢献しているものと信じています。特に大学生の人間形成には大いに役立っていると感じています。

組織

代表: 木島 龍朗(国立大学法人 山形大学 大学院理工学研究科・教授)
事務局: 高橋 豊次(米沢市理科研修センター・指導員)
     石黒 修平(米沢市教育委員会 学校教育課・指導主事)
     瀬野 俊彦(米沢市教育委員会 学校教育課・指導主事)
     藤田 美穂(米沢市教育委員会 学校教育課・指導主事)
     青柳 開(米沢市教育委員会 学校教育課・指導主事)
顧問: 尾形 健明(国立大学法人 山形大学 名誉教授)
    遠藤 浩(元・米沢市理科研修センター・指導員)

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